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おk、書けた!
今書きかけの長編(?)は時間かかりそうなので後回し!
空アルも一旦置いてスラルフです!
企画でCPですよ。
…またCPものに他所のキャラさんお借りしてますよ。
唯真先生お借りしました。
名前だけサディさんもお借りしてます。
タイトル『鬼ごっこ』ですがスラルフです。
スライル目線です。
スライル目線だという時点でお分かりになっていただけると思いますが、色々失礼です。
許して、くれます、よね?(ニコ)
*****
たとえば、そのフワフワの髪が目の前を過ぎった時。
呆れたように、でもどことなく楽しそうに笑った時。
この手を伸ばして、捕まえて、抱きしめたいと思う自分がいた。
でもそんな事はしない。
だってそうだろ?
一度捕まえたら力加減出来る自信はない。
あの華奢な身体を俺の力なんかで抱きしめたら、折れてしまうかもしれない。
この血で汚れた手なんかじゃ、気持ち悪いかもしれない。
そもそも、俺には誰かとの恋愛の仕方なんか分からん。
どうやって、なんて考えて、それで悩むのも面倒だ。
深くは関わらないのが一番だ。
『鬼ごっこ』
校内に爆音が響く。
怒り狂った鬼(唯真)が破壊活動を行っているのだ。
あぁやべぇな、早く逃げ切らないとまたサディスが来て土下座させられちまう。
音楽室のある4階の窓から飛び降り、木の枝に掴まってたまたま空いていた窓から廊下に着地する。
その時目に入ったのは国語教室だ。
確か、この時間は国語教室の使用はなかった筈。
電気が点いているという事はまたラルフが授業の準備でもしているのだろうか。
逃げ切れる、と俺は本能的に悟った。
唯真、今日も俺の勝ちだ(鬼ごっこ的な意味で)
ガラリと扉を開けて入り、すぐに閉める。
案の定何やら作業をしていたラルフが、驚いたような顔をしてこちらを見た。
「手を上げろ。大人しくしてれば撃ちはしない」
指で形作った銃をラルフの方へ向けながら教壇の方へ向かう俺に、その顔はすぐに呆れたものに変わる。
「何馬鹿な事をしてるの?また唯真先生と―――…」
その瞬間、再び扉が勢い良く開かれる。
あまりの勢いにガタンと外れたような音がした程だ。
だが残念だったな、その時俺は既に教壇の中に身を潜めていた。
そして、ここにはお前の苦手なラルフがいる。
「―――ラッ、ラルフ先生…っ!?」
ラルフの姿を認識した唯真が、途端に赤面して乙女の如くしおらしい仕草になる。
だが唯真、その扉のガラスには今の衝撃でヒビが入っているぞ。
「はぁい、唯真先生♪爆音、聞こえていたわよ。またスライル先生と鬼ごっこかしら?」
「いえっ、あのっ、スライルが全然プリント作成を手伝わない上に、邪魔ばかりするものですから…」
しどろもどろになって答える。
邪魔ばかりするものだから切れて鬼と化していた訳ですね、分かります。
「馬鹿な男よね、あの先生も。―――でも、ここには来ていないけど?」
「そう、ですか。ここに入るのが、見えたような気がしたもので」
「いちいち相手にしちゃ駄目よ、唯真先生。ああいう手合いは無視するのが一番なの」
よくお分かりで。
それが出来ない唯真だから、毎度大騒ぎになる訳だが。
「でっ、でもっ…」
「ふふっ、唯真先生はこんなに可愛らしいのだから、暴れ回ってちゃ勿体ないわよ?」
おぉ、男も真っ青な殺し文句。
ラルフの言葉に唯真が真っ赤になって俯く。
男の前であの姿を見せりゃ可愛気もあんのにな。
「そうだわ、唯真先生。もし職員室に戻るなら教頭に伝えて欲しいのだけど…」
そう言ってラルフが上手く唯真をあしらう。
ガラリと唯真が扉を閉めると同時にひょっこり顔を出す俺を見て、ラルフがまた呆れたような顔をした。
「あなたもいい加減にしたらどうかしら?あんなに可愛い恋人をいつもいつも怒らせて」
「あいつが勝手に怒るんだよ」
「あなたが怒らせるような事するからでしょう」
そりゃあ、鬼ごっこの恋人は怒らせてナンボだからな。
ラルフの説教にヘイヘイと適当に答えながら、プリントを覗き込む。
「…はじめて参りしもこよひのことぞかし?」
「ああ、“こよひ”と書いて“こよい”と読むのよ。この間の模試の解答プリントを作ったの」
この話は宮仕えに慣れた女房が、と古文の解説を始めるラルフをぼんやりと見る。
古文なんざ何年も前にやったきり、すっかり忘れてるし興味もないが、本当に楽しそうに解説すんだな。
まあ、俺だってバイオリン弾くのは好きだしな。
専門性の違いだろう。
「…ちょっと、聞いてる?」
適当に相槌を打っていた俺を睨むようにして見上げてくる。
「ああ、聞いてるぞ。俺が格好良くて素晴らしくて、それで?」
俺の言葉に、怒ろうか呆れようか無視しようか迷うように何か言いかけて固まった後、盛大に溜め息をついてプリントをまとめ始めた。
「あなたってホントに…そんな調子だと、いつか唯真先生にも完全に愛想つかれるわよ」
「元々好意も持たれてないだろ」
「馬鹿な事言わないで、付き合ってるくせに」
…付き合ってる?誰と誰が?
あぁ俺と唯真がか。
一瞬首を傾げて、すぐにポンと手を打った俺をラルフが怪訝そうに見る。
「あいつは別に恋人でも何でもないぞ」
「―――え?」
俺の言葉に驚いたような顔をする。
本気で恋人だと思っていたのか。
まあ普段音楽繋がりで一緒にいる事が多い上に、深い仲だとか散々言ってるからな。
「…え、本当に?」
どことなく嬉しそうに聞き返してくる。
「おう、安心したか?」
「って、何で私が安心しなきゃいけないのよ!?だいたい恋人じゃないならちゃんと否定しなさいよ!唯真先生が迷惑でしょう!?」
ちょっとふざけただけの俺の言葉にムキになって怒鳴ってくる。
おいおい、普段の余裕はどうしたよ。
無駄に持ち合わせる色気、分かってて振り撒いているくせに。
こいつ、こんな表情する事もあんだな。
あんまり珍しかったものだから俺はつい言ってしまった。
「何だ、お前俺の事好きだったのか」
その言葉に固まり、次の瞬間真っ赤になるラルフ。
…すげぇ、本当に一瞬で顔が赤くなるモンなんだな。
「―――う、自惚れるのもいい加減に…」
分かった分かった、お前が俺の事を好きだという事が。
いいんだな?俺で。
つい手を伸ばした、が、辛うじてそれを軌道修正する。
ポンポンと頭を叩くと、すぐに手を引っ込めて俺はラルフから離れた。
「邪魔したな。匿ってくれてあんがとよ」
「…え、ええ」
訳が分からないというようなラルフの声。
面倒だと思っていたが、結構楽しそうだな。
先に仕掛けたのは俺だが、この際そんな事はどうでもいい。
俺があいつを追いかけるか、あいつが俺を追いかけるか。
―――勝負だ。
*****
何だこいつガキか。
ええガキですよ、すみません。
まだ二人がくっついてない頃のお話。
私、くっつきそうでくっついてないって関係が好きなのかもな! 笑。
これ、出だしだけはこのブログにあるどのコラボ小説よりも先に書いていたものだったりする。
…書きかけて止まってたんです…onz
ピーンとネタ降臨したので軌道修正したら、一気に完成した。
ちょ!!!!!
スライル先生の見る目が変わりました。
なにこの男前…!!!!!!!!!!
普段なんやかんやわけわからん行動してますが頭ではちゃんと考えているんですね!!!(酷い)
いやでもホント惚れた!!!
ごちそうさまでした…!!!!
これはあくまでもスライル目線であって私はサナっちの事鬼だなんて思ってませんよええスライルが怒らせるだけです。
待ってください、私は今ハレタカさんが書かれたラル唯小説を読んでリアルに凹んでいたところなのですが。
何ですかあのラル唯萌え小説…!
敵 わ な い (元々張り合おうという方が無謀)
コメントしようかと思いましたが関係ない者が出しゃばるのもどうかと思って自重しました褒めてくだs(ry
最後の文章が大好き過ぎました言い回しや表現が素敵です切ないです大好きです。
あとスライルは男前ではなく、ただのでかい子供です(ニコ)
これはスライル視点の小説なので色々スライルが考えてる事書いてますが、普段果たして何かものを考えて行動しているのか謎です(おい作者)
し、しかしこんなスライルに惚れたとおっしゃってくださってありがとうございます…!!!しかしそれはやめた方が良いかと…!!!
サナっち貸していただいてありがとうございましたー!!!
どうもありがとうございます、こちらにたどり着くまでにイトルのライフはほぼゼロですが、素敵なとどめをありがとうございました!!!
ちょ、冒頭文のスライル先生に鬼萌えたんですが!!!!!
ちょ、良いからまず抱きしめてしまえ。
本当に男前ですね、スライル先生、アナタは不真面目なところが良いと思います。
ってか不真面目な人の急な真面目は心臓に悪いです!!!
えぇ、イトルの心臓は既に停止状態、蘇生の見込みはありません。
ですがゾンビになってもシン様について行きます!!!(キモイわ!!!)
ってか唯真先生を口説くラルフが、ラルフ過ぎて笑いました。
いいえ、シン様はスラルフにラル唯まで練りこんでしまったのですよね、わかります。
もうとどめには十分すぎる一撃でした。
いえ、全体的にラルフがラルフ過ぎるのですが、ちょ!!!!!!!
最後のくだりなんてテララルフでした、つまり大変ラルフですご馳走様です。
いいよ、お前は意外とウブだと良いと思うよ←
というイトルの脳内をスキャンなさったのですね?わかります!!!
こちらおもいっきり保存済みですが、サイトに飾っても良いですか?
本当に素敵な萌え、そしてスライル先生、ありがとうございました!!!!!!
ごめんなさい駄文でごめんなさい稚拙でごめんなさい何ていうかもうホント一日に同時にラルフ先生関連の小説UPされると自分の小説の駄目さ加減が浮き彫りになってたった今凹んでいたところです…!!!
取りあえず改行だけでも弄ったら少しは雰囲気出るかなと思って、
皆さんの真似して改行というか、台詞と文章は分けてみたのですけども。
改行?何それ美味しいの?状態になりました \(^q^)/
心情と行動や背景描写を分ければいいの?シン分かんないよ!
元々お借りしたキャラさんの親御さんは問答無用でその小説は好きにしていただいていいと思ってますのでサイトへの掲載はご自由に!
むしろこんな小説ですみません!
で、お願いがあるのですが、改行はイトルさんがいいようにしてくださると嬉しいなーとか…
それで少しは雰囲気とか、マシにならないかなーとか…
他力本願になるなって話ですよね、すみません。
精進します!!!
で、本題(?)
このスライル、別に真面目になった訳ではない…筈(
というか不真面目に真面目です(何ぞ)
ラル唯?
あれ、この二人はデフォでこんな感じだと思っていたのですが (´・ω・`)←
ラルフ先生がテララルフでしたか!
それは良かった…!
ラルフ先生は常に余裕で色気を振りまいているイメージがありますが、
なり茶の事とかあって照れさせてもいいかなーと…!
ですがスライルなんかに照れさせてすみませんでした!(ホンマにな)
書いてて楽しかったです、ラルフ先生貸していただいてありがとうございましたー!!!
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