CS兄弟ﾊﾟﾛ『甘いもの』

征治さんに甘いものを貢ぎたくて仕方ない背後の影響で甘いものを貢ぐ慎のスキット。

＊＊＊＊＊


慎「センパーイ先輩先輩」
征治「何度も呼ばなくても聞こえている。…何だ」
慎「見て見て、こんなモノ手に入れたんすよ！ケーキバイキングの割引クーポン券！先輩一緒に行ってくれません？」
征治「………」
慎「ね、先輩？どうすか？駄目？」
征治「…駄目」
慎「えーっ何で!!?無理すか!!?」
征治「っ…ああ…」
慎「そうかー駄目かぁー…（しゃーない、誰か女の子誘ってみよ）」
征治「………、………」
慎「？　………」
征治「…まあ、行けなくはない、が…」
慎「マジすか！じゃあ行きましょう！一人３個までお持ち帰りも出来るみたいなんで、弟さん方にもお土産持って帰ったったらいいじゃないすか♪」
征服「っ、ああ、そうだな、晴太も喜ぶし付き合ってやろう」
慎「やたー♪あざーっす！」（………先輩素直じゃねえなあ………）

＊＊＊＊＊

征治「………これ、お前が作ったのか？」
慎「ですですー、今日バレンタインっしょ？これは女の子達への逆チョコ用。旨そうでしょ。どうせ俺貰えねえし、こっちから渡しちゃう！」（一つ一つ綺麗にラッピングされたチョコ菓子）
征治「…お前といい誠一といい…人は見かけによらないな」
慎「あっそれ酷い！でも誠一さんと同格扱いは光栄かもしれん！…んで、こっちが…
　　バレンタインにチョコを貰えない寂しい野郎共！俺の愛を這いつくばって貪りやがれえええええええ!!!!!!!!!!!」
　　（明らかに手抜きなラッピングのチョコ菓子をバラ撒き）
男共「うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!」（チョコに群がる）
征治「∑!!?」（ﾋﾞｸｯ）

慎「早く確保しないから先輩の分なくなっちまいましたね」
征治「………」
慎「だが安心してください！そんなこったろーと思ってちゃあんと先輩の分のチョコ菓子は用意してありますからね！ハッピー☆バレンタイーン！」
征治「………」
慎「いつもお世話になってる天道先輩、俺の愛を受け取ってー！」
征治「………」
慎「…いやあの、すみません…あ、取り敢えずいつもお世話になってるお礼にどうぞ？」
征治「………」
慎（受け取った！）
征治「…ブラウニー、か」
慎（そこはかとなく嬉しそう！ほんま甘いもん好きやな！）